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暇な人、よっトイレ~♪

暇な人、よっトイレ~♪

他校受講

タカの所に集まったら、彼これから授業だという。
終わったら遊びたいという申し出に、全員がうなずく
さて、何処で暇をつぶそうか
「だったら、一緒に授業を受ければ?」
そんなタカの発言に全員がOK
階段上の教室の一番上に陣取った(タカは前の方に座ったんだけど)
一番上なら目立たないし、多少は騒いでもOKか?
実際は、先生から見たら目立つらしい^^

すると最後に教授が
「それでは出席確認します。紙を配るから学生番号と名前を書いてください」
あらら?
「おい、この紙は売れないか?」
「代弁で1000円で買ってくれるやつがいればなあ」
「それより、筆記具がない!」
まあ、和やかに話は進んだ。
他の大学の授業なんだから緊張感は全くなかった。
ところが、緊張感満載の授業もあった。

その日、徹夜明け?でリューと2人
するとリューが言った
「夏期の補講で授業があるんだ、お前も一緒に受けろ」
なんでおいらが別の大学の授業を受けなくちゃいかんのだ
まあ、友人のためだ・・・受けよう
もうすぐ夏休みで田舎に帰ってしまうんだから。

某大学のの正門の突き当たりの教室
これがまた、びっしり補講を受けるやつがいる
リューは前の方の席、おいらは例によって後ろの目立たない場所
授業が始まると、教授が歩き回りながら授業

まずいぞ・・・・来るな!!!

しかし、運命は甘くはなかった、おいらの横に来てぴたりと止まる
「君、ノートはどうしたんだ?
教科書はどうした?筆記具はどこにある?」
なにせ、短パンにTシャツにサンダルスタイルで何も持ってない^^
「何も持たずに、僕の授業を受けてるのか!」
へえ、そうでがんす
「君、名前を言いたまえ」
「山本です」
「山本君、君は僕を愚弄してるのか!」
「いや、尊敬しております」
なにせ、この大学ではないし開き直ってる^^;;;;
「山本君、君には単位は絶対にやらない!
僕の目の前から消えろ、出ていけ!!!!」
教授は絶叫してる
しかたおまへん、出ていきます~~
チラッとリューの後姿を見た・・・肩が震えてる、笑っているのだ

授業が終わって出て来たリューは、にこやかに笑って
「まあ、色々とあるもんだ、面白かった」




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